LMAG-Tokyoでは、東京支部TPCと共催で見学会を企画しています。今回はJAXA宇宙科学研究所(相模原キャンパス)の見学および講演会を下記の様に実施します。最先端の成果に触れるこの機会に、皆様のご参加をお待ち申し上げます。
記
・主催:IEEE東京支部LMAG (Life Members Affinity Group)
・共催:IEEE東京支部Technical Program Committee
・場所:JAXA宇宙科学研究所(相模原キャンパス)「宇宙科学探査交流棟」
〒252-5210 神奈川県相模原市中央区由野台3-1-1
JR横浜線「淵野辺駅」南口下車徒歩20分
・日時:2022年9月29日(木)14:00~16:00 (予定)
・参加費:無料
・定員:30名(先着順)
・プログラム(予定)
14:00 – 15:00 宇宙科学探査交流棟見学
(14:45-14:55のシアター鑑賞含む)
15:00 – 16:00 講演
講演者: (https://cv01.ufinity.jp/isas/index.php?action=pages_view_main&active_action=cvclient_view_main_init&cvid=okada91&display_type=cv&block_id=216#_216)先生 (宇宙科学研究所准教授)
講演題目:
「はやぶさ2」が明らかにしたC型小惑星リュウグウの起源と進化過程
Origin and evolution of C-type asteroid Ryugu revealed by Hayabusa2
講演概要:
小惑星や彗星など太陽系小天体は,惑星に取り込まれること無く現在まで生き延びた原始太陽系の時代の化石であり,惑星の形成過程やその後の物質の進化過程を紐解く鍵が残されている.特にC型小惑星は反射特性から,揮発性成分に富む炭素質隕石の産地であると考えられ,それらを探査することによって,地球の生命や海のもととなった水や有機物がどこでどのように形成され,地球に供給されたのかを探る手掛かりになると考えられる.小惑星探査機「はやぶさ2」は,C型小惑星リュウグウをカメラ・レーザ高度計・近赤外分光・熱赤外カメラのリモセン機器による全球観測,着陸機による小惑星表面での観測,人工衝突実験,そしてサンプルリターンによる帰還試料の分析によって,史上希にみるマルチなスケールでデータ収集することに成功し,多くの新たな知見が得られた.帰還試料の分析は継続中であるが,現在までに明らかにされた結果について紹介する.
Speaker(s): 講演者: 岡田 達明先生 (宇宙科学研究所准教授),
Agenda:
・プログラム(予定)
14:00 – 15:00 宇宙科学探査交流棟見学
(14:45-14:55のシアター鑑賞含む)
15:00 – 16:00 講演
講演者: (https://cv01.ufinity.jp/isas/index.php?action=pages_view_main&active_action=cvclient_view_main_init&cvid=okada91&display_type=cv&block_id=216#_216)先生 (宇宙科学研究所准教授)
講演題目:
「はやぶさ2」が明らかにしたC型小惑星リュウグウの起源と進化過程
Origin and evolution of C-type asteroid Ryugu revealed by Hayabusa2
講演概要:
小惑星や彗星など太陽系小天体は,惑星に取り込まれること無く現在まで生き延びた原始太陽系の時代の化石であり,惑星の形成過程やその後の物質の進化過程を紐解く鍵が残されている.特にC型小惑星は反射特性から,揮発性成分に富む炭素質隕石の産地であると考えられ,それらを探査することによって,地球の生命や海のもととなった水や有機物がどこでどのように形成され,地球に供給されたのかを探る手掛かりになると考えられる.小惑星探査機「はやぶさ2」は,C型小惑星リュウグウをカメラ・レーザ高度計・近赤外分光・熱赤外カメラのリモセン機器による全球観測,着陸機による小惑星表面での観測,人工衝突実験,そしてサンプルリターンによる帰還試料の分析によって,史上希にみるマルチなスケールでデータ収集することに成功し,多くの新たな知見が得られた.帰還試料の分析は継続中であるが,現在までに明らかにされた結果について紹介する.
由野台3-1-1, 中央区, 相模原市, Kanagawa, Japan, 252-5210